貯める編

【体験談】損しない家賃交渉|得した具体的な文面を公開!

はじめまして。セミリタイアを目指している、サラリーマンのいっせいです

 

住居知識ゼロの筆者が成功させた家賃の値引き交渉について

値引きを成功させた手順と、具体的な交渉の文面について紹介します。

 

結論、値引き交渉には お願いの姿勢 が大切でした。

 

その考えや、値下げ成功に至るまでに直面した

 

・そもそも家賃交渉は可能か?

・家賃交渉すべきタイミングは?

・家賃交渉できるのは残り物の物件だけ?

・具体的な家賃交渉の文言は?

 

という疑問について

年間2万4千円の固定費を削減した筆者が、解説します。

 

人生の支出の中でも大きな割合を占める家賃

納得感をもった皆さんの値引き交渉実現を願って、さっそく解説致します。

 

「とりあえず文言だけ知りたいんだ!」という方はぜひ一番最後からご覧ください。

 

・そもそも家賃交渉は可能か?

可能です。

 

なぜなら、どんな物件でも月々数千円の値引きより

一か月間空室になる方が管理者にとって痛手になるからです。

 

例えば月々千円の値引きで、貸主は年間1万2千円損しますが

交渉後円滑に入居してもらえれば、空室により家賃が入らない期間を減らすことで、ひと月分の家賃を回収し、上記の1万2千円分の損失を取り戻せるのです。

 

もちろん、交渉にはポイントがあります。

そのポイントを知るだけで、事前知識ゼロの私でも値下げが実現しました。

 

知識ゼロから成功体験を得るまでの学習手順については、今後記事にしていく予定です。

 

では家賃交渉成功のポイントを一つずつ解説します。

 

家賃交渉すべきタイミングは?

ズバリ、物件探し中のです。

または更新のタイミング、具体的には更新の2-3カ月前が妥当でしょう。

 

筆者は物件探しの際交渉を行いましたが

更新のタイミングで交渉を行う場合も同様の手順で交渉が可能です。

 

体感として入居中は難しいです。

なぜなら契約期間中だから。そもそも交渉できる土俵に立てていません。

 

その家賃でいいよ、とハンコを押しているのが契約期間中です。

 

一方で物件探し中だから、更新期間だから、必ず値引きできるとも限りません。

大切なのは

 

物件探し中:交渉可能→入居

更新期間:交渉不可能→引っ越す

 

という姿勢を仲介業者または管理会社に伝え、交渉の土俵に立つことです。

 

そして時期。一般的に閑散期と呼ばれる、7・8・11・12月がおススメです。

可能であれば時期も合わせると良いでしょう。

 

ただ、筆者は5月入居の物件で交渉が成功しました。

つまり時期よりも、タイミングを重要視した交渉が必要ということです。

 

また交渉を行う不動産選び、も重要なため

その選定方法についても今後記事にしていく予定です。

 

ここまで理解いただき、気になるのは物件そのものではないでしょうか。

次は交渉可能な物件について解説します。

 

・家賃交渉できるのは残り物の物件だけ?

全ての物件で可能です。

全く希望しない、売れ残りの築古・駅遠物件では意味がありません。

 

筆者は築3年、駅徒歩7分の物件で値引き交渉を成功させました。

しかも掲載されればほとんどの物件が1か月以内に契約されてしまう地域において、です。

 

なぜ可能なのか。

それは 交渉成立=申し込み という土俵に立ってお願いしているからです。

 

もちろん、掲載されたその日中に契約が決まってしまう。などの特殊な物件では

交渉が難しいです。

しかし皆さんご存知のように、すぐ契約されるもの以外にも魅力的な物件はたくさん存在します。

 

自分の第一希望を目の前で取られても

優先させたい事項を見つめ直し、諦めずに探してください。

 

筆者も決断が遅れ第一希望物件を契約できなかった経験があります。

とてもとても悔しいです。

数日後悔しながらも、優先事項を再確認できたことで

最終的には成功体験を得られたのだと確信しています。

 

失敗体験を踏まえた賃貸探しの具体的な方法については今後記事にしていく予定です。

 

賃貸に完璧を求めすぎないことも成功のポイントですね。

 

・具体的な家賃交渉の文言は?

交渉の伝え方で大切なのは お願いの姿勢 、そして メールで言質を取る ことです。

 

決して家賃値下げが当たり前、という姿勢で臨まないでください。

値下げお願いであり、不可能であれば交渉相手、物件を変更するだけです。

そのための準備期間としても2-3カ月前から準備することを推奨しています。

 

また契約事に”あいまい”は禁物です。

しっかり文章で表現し、家賃交渉が可能な前提で、お願いを投げかけること

これが家賃交渉に必要な技術です。

 

具体的にどんな文言?と疑問に思われた方は、物件を決めた後

下記を参照し、xxxに現状を当てはめることで活用してみてはいかがでしょうか?

(前提:別会社にて内見済み、複数の業者にて相見積もりを行った後の依頼文)

 

(例文)

株式会社xxx御中
xxx様
お世話になっております。xxx物件を問い合わせ致しましたxxxと申します。
初期費用のお見積り、迅速なご対応誠にありがとうございました。
現在他社の物件と悩んでおります。
以下の点について、どちらかご協力いただけましたら見学なしで、本日中に申し込み手続きを進めさせていただく所存です。
【お願い事項】
・家賃一か月分フリーレント
・家賃xxx円→(xxx-4,000)円
お忙しいところ恐縮ですがご対応宜しくお願い致します。
(例文終わり)

 

 

上記に対する実際の返信内容は以下の通りです。

 

(不動産返信内容)

管理会社の担当者に確認させて頂きました。

 

フリーレントは厳しそうです。

お家賃に関しましては2千円なら交渉できるとの事です。※管理会社様からは値下げするなら入居日はお申込みから2週間以内での賃料発生が条件となるそうです。

(不動産返信内容終わり)

 

もっともっと、を求めれば更なる値段交渉もできたかもしれません。

が、ビビりな私は「本当に家賃下がるのか、すごい!」と思い、本条件で即決しました。

 

もちろん後から考えれば「予定より早い入居になってしまったなぁ」「結果的に損してないか…?」みたいに考えることもあります。

 

しかしながら、私が求める条件を多く満たしていた事、転勤などない限り長期間借りていたいと考えていたことから

 

早期入居分は数年でペイできるだろう、と自身を納得させました。

この納得感はかなり重要で、にんげん、得をした時よりも損をした時の方が記憶に刻まれるのは、皆さん体験されたことがあるかと思います。

 

シミュレーションも大切ですが、結局未来は誰にも読めません。

最後は自分の感覚と目的達成を念頭に、決断できるといいですね。

 

 

もっと詳しく!内見までの段取り、相見積もりの方法がわからない!という方に向け、その解決策も記事作成中です。

 

さらに具体的な事象について自分で勉強したい、または相談したい!

とお考えの方はぜひ、「賃貸トラブルたすけ隊」様のブログを訪れてみてください。

 

私もこちらのブログで多く学び、問い合わせ時も丁寧にアドバイスいただきました。

もちろん、問い合わせ時には丁寧な姿勢で応対してくださいね。

 

今回は、家賃そのものの交渉について解説いたしました。

しかし物件の契約時には、他にも様々な初期費用が重なるものです。

 

じつはその初期費用についても知っているだけで損しない、費用の下げ方があります。

今後初期費用の下げ方についても、その体験談を掲載していきます。